[令和7年度]
実務経験証明書
作成について

技術士二次試験で最初の作業は、実務経験証明書の作成です。所謂、願書ですが、これには業務経歴と業務内容詳細を記載する必要があります。はじめて作成する方は、少し手こずるかも知れません。
業務詳細の
記載方法には
コツがある!

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1.「書くネタ」がない!

はじめて業務経歴を書こうとした時、必ずみなさんが考えることがあります。それは「書くネタが無い!」です。つまり、今まで技術士らしい業務などしていないので、何を書いて良いかわからないと言われる方が多数います。確かに、昔は「技術士らしい=高度な業務内容」という概念でした。しかし、令和元年の試験制度改正により「技術士らしい=コンピテンシーを兼ね備えている」という概念に一変しました。単なる報告書になってはいけませんが、何かしらの課題を協力しながら解決していった業務はあるはずです。一度、自分の業務を棚卸しして、それをピックアップしてみましょう。

2.「受験科目」を間違えない!
建設部門の受験科目は全部で11科目あります。申込みの際には、自分の業務経験と照らしあわせて、どの科目で受験するのかも考えると思います。例えば、設計・施工を含めてトンネル一筋でやってきた方は、トンネルのプロフェッショナルですから「トンネル」で受験すれば良いと思います。ただ、そのような人は決して多くありません。通常は、トンネルもやったが他の様々な現場を経験されてきた人の方が多いのではないでしょうか。その場合、「施工計画、施工設備および積算」という科目も考えられます。これはテストですので、解答できなければ合格できません。一度、受験科目の過去問をみてみて、どの科目なら対処できそうかで判断するのが適切だと思います。

3.「業務経験」は履歴書ではない!
業務経験欄は全部で5欄あります。空欄を残す人もいますが、全部埋めてください(試験官の心証が悪いため)。また、業務経験は履歴書ではありません。経験年数を示す必要があるため時系列で書かねばなりませんが、自分が課題を解決してきた業務をなるべく具体的に記載してください。1つの現場が長くても、そこで2つの課題を解決してきたら、それを記載しても良いのです。

また、技術士法の第2条に、対象となる業務は「計画」・「研究」・「設計」・「分析」・「開発」・「評価」と書いてありますので「調査」はNGです。気を付けてください。


4.「業務内容」は報告書ではない!
業務経験の中から1つを選択して、その業務詳細を720文字以内で記載する必要があります。この際、単なる報告書にならないようにしてください。書くべき内容は決まっています。
【書くべき内容】
 ・目的
 ・立場と役割
 ・技術的内容と課題
 ・解決策・成果
口頭面談では、この業務内容をベースに試問されますので、書く内容を明確に記載してください。また、口頭試験で困らないように、なるべく自分が得意分野としている内容を記載してください。

5.「添削」は必要不可欠!
実務経験証明書の作成で良く陥りがちなのが、提出1週間前くらいから書きはじめて、結局時間がなくなり、適当な状態で提出するパターンです。実務経験証明書は、単なる「申込み書」ではなく、口頭試験で使用される書類です。ここから試験は、始まっているのです。提出したら二度と修正できません。折角、筆記試験をパスしたのに、実務経験証明書を適当に提出したため、口頭試験対策で非常に苦労した人を何人も知っています。実務経験証明書は、少なくとも2月くらいには着手して、技術士の方に査読・コメントをもらい、修正してから提出することをお勧めします。その方が、後で安心です。

上記内容を動画にまとめてあります。実務経験証明書作成に際には必ず視聴してください!


6.「技術士合格」の総括書籍
令和6年度の受験に向けて「技術士合格オリジナルマニュアル2024」を作成しました。
「技術士合格オリジナルマニュアル」は、僕の10年間の技術士指導のノウハウ、受験生からの声、様々な技術士書籍や動画情報を反映しながら毎年アップロードしています。私的なマニュアルですので、市販品ではなく、配布もしていません

本マニュアルは「技術士受験のノウハウや有用な情報」を提供し、情報収集にかける時間を100時間減らすことを目的としています。その100時間は、みなさんの自己論文作成、添削および模擬試験に当ててもらいたいと考えています(その方が合格率が高くなります)。

ご興味がある方は、下の「技術士合格オリジナルマニュアルの詳細」ボタンから覗いてみてください。

BONTA(ゼネコンで11年間 技術士受験指導をしています)

【年齢】50歳近傍
【会社】ゼネコン勤務
【経歴】27年(現場9年→設計部6年→技術部12年)
【技術士指導歴】11年
 (業務経歴書作成指導、論文添削、口頭試験指導)
【専門】土木技術全般
    (科目では施工計画、コンクリートに強み)
【所有資格】技術士(建設部門)
      コンクリート診断士
      一級土木施工管理技士
      コンクリート技士・測量士
【口頭試験実績】今まで全員合格しています。

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技術士は難関試験ですが、一流の技術者を目指す方にとっては非常に価値がある資格です。正直言いまして、その後の人生が変わってきます!

・名刺に「技術士」を記載することが許されるので、仕事のフィールドが広がります
・技術士を取得することで、社内評価が上がり(会社によっては手当あり)、より良い仕事が廻ってきます。
・技術士の受験勉強をすることで「論理的思考能力」と「ラィティング能力」が大きく上昇します。
・副業の時代になると言われています。将来、技術士の指導者としてコンサル業務も可能となります。
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・なにより「技術者」としての大きな自信になります。

さあ、みなさんも技術士となって人生を変えましょう!